葵陵高生の一押し本紹介 川又書店と学校図書館の協力企画(茨城・水戸市)
相談しながら本を並べる生徒たち

  水戸市宮町の川又書店エクセル店にこのほど、市内の水戸葵陵高校の生徒が選んだ本を並べる書棚が設けられた。

 書棚は、同校の生徒が手書きのメッセージやイラストを添えた「POP(ポップ)」(本の紹介カード)で装飾されている。書棚に置かれた本は、購入することもできる。

 この取り組みは、中高校生らの読書習慣を育もうと、同書店と県内の高校図書館が協力して行っているもの。2019年に始まった。

 各校が期間限定で、持ち回りで担当。内容も各校が決めている。今回が14回目で、同校の参加は2回目。

 今回は、水戸葵陵高校の選択授業「ブックトーク」の受講生と、同校図書委員会などが35冊を選定。陳列作業は、3年生のブックトーク受講生が行った。

 同校3年の竹内歩美さん(17)は、「どうしたら、本に興味を持ってもらえるかを最優先に考えた。本に触れるきっかけになれば」と話していた。

 書棚の設置は、12月上旬まで。

 

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