オオサンショウウオアート 山方淡水魚館に展示(茨城・常陸大宮)
作品を囲んで、星野さん(左)と、同館職員の高林暁一郎さん

 常陸大宮市山方の自然生態観察施設山方淡水魚館に、市内の保育施設の子どもたちが描いた魚の絵や折り紙作品が展示され、来館者の目を楽しませている。

 展示に変化を持たせて同館の魅力をアップしようと、昨年から行っているもので、2回目。

 展示は、認定こども園大宮聖愛保育園、美和認定こども園など7つの施設による8点。

 青色の模造紙を水中に見立て、折り紙で折った魚を泳がせたり、新聞紙などを使って、同館一の人気者のオオサンショウウオを立体的に表現したりと、それぞれに工夫している。作品は水槽の下に展示し、魚と一緒に楽しめるようにした。

 展示を企画したのは、同市地域おこし協力隊の星野由季菜さん(28)。昨年は、展示した4か月間で、来館者が前年比で約300人増えた。「淡水魚館は子どもの頃遊びに来た思い出の施設の一つ。子どもたちのかわいい作品をきっかけに、新たなファンが増えたら」と、星野さん。

 展示は11月末まで。入館料高校生以上150円、小・中学生70円。月曜休館。同館☎︎0295・57・6681。

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