笠間市の現代アート作家の伊藤遠平(えんぺい)さん(45)の作品展「モクモクフー ひたちのくにのもりのなかまたち」が、同市福原の出雲大社境内の米蔵「林彩館」で開かれている。
「モクモクフー」は、伊藤さんが、同神社の雰囲気に影響を受けて作り出した空想の生き物で、森の精霊という設定。丸い体と小さな目と鼻がかわいらしい。
展示作品は、モクモクフーなどの立体像と絵画約50点。
伊藤さんは5年前、自身の個展会場で同神社の宮司と出会い、交流を始めた。1年以上にわたって同神社に住み込んで、作品作りをしたこともあり、当時の作品も今展で展示している。
「自由な感性で何かを感じ取ってもらえれば」と伊藤さん。会期は未定。開館は不定期(詳細は同神社ホームページ内特設ページに掲載)。入館料一般330円。同神社☎︎0296・74・3000。
同神社ホームページ内特設ページは、こちら。