園職員の「スイセンガイドツアー」 国営ひたち海浜公園で29日 見どころや栽培裏話も(茨城・ひたちなか市)
「一緒に春を楽しみましょう」。早咲きスイセンの前で、山田さん

 ひたちなか市馬渡の国営ひたち海浜公園のスイセンガーデンで3月29日、同園職員がスイセンの魅力を紹介する「スイセンガイドツアー」が開かれる。

 花の見どころや、見頃を迎えるまでの裏話を話す。「スイセンをもっと好きになってもらえたらうれしい」と、ガイドを担当する植物管理課の山田咲乃さん。

 同ガーデンに植えられているスイセンは、約180品種約100万本。花のじゅうたんが広がったような華やかさと、180もの品種が楽しめることが魅力だ。

 今年のガーデンは、香りが強めの品種を各所に植えて、ガーデン全体に芳香が広がるように工夫した。

 中央付近にある立体花壇も見どころ。植えられているのは、スイセンとクリスマスローズ。どちらもうつむきがちに咲くことから、段差がある花壇に植えて、花の“顔”を見えやすくした。「のぞき込んで、色や形をじっくり見てみてください」と、山田さん。

 同ツアーは、午前10時半と午後1時半からの2回で、時間は各30分。各回定員20人。参加希望者は、園内のテラスハウス前で受付をする(受付はツアー開始30分前から)。参加は無料(入園料は別途必要)。

 スイセンの花の見頃は例年3月下旬から4月中旬までの予定。問い合わせは、同園☎029・265・9001。

 

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