鎌倉期の鉾田を模型に 市生涯学習館「とくしゅくの杜」で企画展(茨城・鉾田市)
展示を説明する濱田さん(右)

 鉾田市徳宿の市生涯学習館「とくしゅくの杜」で、第2回企画展「鎌倉時代の鉾田地方~大掾(だいじょう)一族の世界と親鸞聖人生誕八百五十年~」が開かれている。地元のボランティア団体「とくしゅくの杜市民学芸員運営協議会」と市教育委員会の共催。

 鎌倉時代に鉾田地方にあった館や城を再現したジオラマとともに、市内の遺跡や古文書などの史料を展示している。ジオラマは、発泡スチロールや紙ねんどを使った学芸員による手作り品。

 今年は浄土真宗を開いた親鸞聖人の生誕850年に当たることから、同地方ゆかりの寺院なども紹介している。

 「鎌倉時代は、他の時代と比べて注目されることが少ない。もっと知ってもらえたら」と、同協議会副会長の濱田憲一さん(80)。会期は5月7日まで。午前9時~午後5時開館。月曜休館。入場無料。同施設☎0291・36・6900。

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