「あゆみ」を持つ渡辺さん
「家族の記録です」と渡辺さん

 日立市十王町友部で理髪店「ヘアーサロンワタナベ」を営む渡辺忠夫さん(75)は昨秋、結婚50年を記念して、自作の短歌243首をまとめた私家版の歌集「あゆみ」を制作した。「私が感じた家族の記録のようなもの。将来、孫たちに読んでもらえたらうれしい」と渡辺さん。

 渡辺さんは、店の休業日を利用して地元の公民館で短歌を学んで14年。短歌に興味を持ったのは、理容組合の支部長時代、会報紙により目を向けてもらおうと、一句詠んで掲載し始めたことがきっかけ。

 店のホームページは立ち上げて約20年。店の情報や日々の出来事を書いている欄には、時折自作の短歌も登場、楽しみに読んでいる客もいる。

 歌集の制作は、仕事が忙しく、新婚旅行も行けなかったという渡辺さんを思い、娘たちがすすめてくれた。所属するたづな浜短歌会講師の大塚洋子さんに指導を受けてまとめた。

 「短歌に詠むことで、物事を深く観察するようになった。これからも楽しく続けたい」と渡辺さん。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう