トンネルと滝が七変化 袋田の滝で「大子来人」(茨城・大子町)
トンネル中ほどにある「くぼみエリア」の装飾。トンネル内の照明も、色とりどりに変化する

茨城再見聞

 大子町袋田の国名勝、袋田の滝と、袋田の滝の観瀑台へ続くトンネル(長さ276m)をライトアップする恒例の催し「大子来人~ダイゴライト~」が始まった。今年のテーマは「自然と光の調和」。開催は来年1月31日まで。

 トンネル内は、花形のランプシェードのLEDライトで装飾した。天井からつるされているほか、トンネル中ほどの「くぼみエリア」には、ライトを組み合わせた色とりどりのオブジェが展示されている。

 日没後は、袋田の滝もライトアップされる。高さ120m、幅73mの雄大な滝を浮かび上がらせるほか、滝周辺の樹木などを照らすレーザーショーも開催。約3分半のショーを、4分半おきに行っている。

 孫2人と妻とともに訪れた小美玉市の石田敏行さん(60)は、「秋の大子には毎年観光に来ているが、袋田の滝に来たのは久しぶり。新鮮な雰囲気で楽しめた」と喜んでいた。

 トンネルのライトアップは午前8時~午後8時(12、1月は午前9時~午後7時)。滝のライトアップは日没から午後8時まで(12、1月は同7時まで)。

 見学には入場料が必要。同町観光協会☎0295・72・0285。

 

 

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