恒例フェスが最終回 3月で閉館の白浜少年自然の家で2月(茨城・行方市)
フェスのチラシを持つ岡田さん。「ぜひ来場を」

  行方市白浜の県立白浜少年自然の家は2月4日、恒例のイベント「白浜フェスティバル~みんなで冬を楽しもう!~」を開く。同施設は3月で閉館となるため、同フェスの開催は今回が最後。

 「これまでの利用者やボランティア、地域の皆さんなど、すべての人たちに感謝を込めた。多くの人に来場してもらえたら」と、研修課長の西野浩章さん。

 最終回の今回は、これまで以上に内容盛りだくさん。

 ものづくり体験コーナーでは、プラスチック竹とんぼ、マイキャンドル、あぶった杉の板での看板作りをはじめ、同施設恒例の各種体験ができる。

 ミニ制服、消防服試着体験は、自衛隊茨城地方協力本部と行方消防署の協力で実施。

 ご当地ヒーロー「時空戦士イバライガー」も来場し、サイン会を開く(午前11時半、午後1時半の2回)。

 また、同施設職員の岡田俊英さんが所属する市民劇団「アンラッキーボーイズ」の上演もある。

 同施設の食堂によるカレーライスのほか、飲食の販売もある。

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 同施設は、野外活動や合宿などができる青少年教育施設として、1979年に開館した。主に小中学生、高校生の宿泊学習に利用され、2015年には、利用者の延べ人数が250万人となった。昨年、少子化に伴う施設利用減や老朽化などから、閉館が決まった。

 白浜フェスは、施設の魅力を広く知ってもらおうと、春と冬の年2回開いてきたもの。

 時間は午前10時~午後3時(同2時受付終了)。雨天決行。問い合わせは、同施設☎0299・73・2345。

 

  

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