絵手紙作りで地域交流 稲荷第一小2年生と、地元の絵手紙クラブ(茨城・水戸市)
絵手紙クラブのメンバーと交流しながら描いた

  水戸市立稲荷第一小学校(森久美子校長)の2年生がこのほど、地元の絵手紙愛好家グループのメンバーを講師に招き、絵手紙作りに挑戦した。

 生活科の町を探検する授業の一環で、地域の人たちと交流をしようと、初めて企画した。

 講師は、「絵手紙クラブ」の70~80代の12人。クラブのメンバーは、ピーマンを題材にして描くことを子どもたちに説明し、描き方を紹介した後、「ピーマンをよくみて描いてね」と、アドバイス。

 子どもたちは、ピーマンとにらめっこしながら、はがきサイズの紙に、クレヨンや絵の具を使って描いた。講師らは優しく見守りながら、「とってもすてき」「はみ出してもいいから、元気いっぱいに描いて」などと、声をかけた。

 祖母宛てに「大好き」とのメッセージを書いて絵手紙を仕上げた飛田隼良(しゅんすけ)君(8)は、「おばあちゃんが喜んでくれたらいいな」と、笑顔。

 クラブ代表の岩瀬英子さんは、「初めてのことで緊張したけれど、孫のような世代の子どもたちが喜んでくれた。元気をたくさんもらいました」と、話していた。

 

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう