姥の懐で環境を考える 22日に自然体験などの「アースデイ」開催(茨城・ひたちなか市)
イベントのチラシを持つバージルさん

 ひたちなか市殿山町の姥の懐(うばのふところ)マリンプールを会場に4月22日、地球環境について考えるイベント「アースデイ ウバ! ひたちなか」が初開催される。入場無料。

 市民による実行委員会主催。イベントのメインは、「自然体験」。内容は、①「ビーチクリーン(ごみ拾い)」②「磯あそび」③「シーカヤック体験」で、①②はセットで参加費200円。③は500円。①②の参加者にははごみ袋を配布し、ゴミを拾いながら磯遊びもして、海に親しんでもらう。

 ほかに、飲食販売ブースには、肉や卵、乳製品などの動物性食品を使わない「ヴィーガン」料理が中心の約10店が出店。ステージでは、ヨガやフラダンスのほか、保護犬についてのトークショーを開催。地域の環境団体による読み聞かせやワークショップを行うコーナーも設ける。

 開催のきっかけは、5年前、実行委員長のバージルマサヨさんが、市内の海辺に小さなプラスチックごみが散乱していることに気づいたこと。仕事先のアフリカから帰国したばかりだったが、家族や周囲にも協力を呼びかけ、ごみ拾いを始めた。

 「アースデイ」は、「地球のために行動を起こす日」として、1970年にアメリカで始まったイベント。茨城では初開催になるといい、「五感を使って地球を感じてもらえたら」と、バージルさん。

 時間は、午前9時半~午後3時。小雨決行。雨天時は、同市牛久保の「しおかぜみなと」(旧県立那珂湊二高)で、内容を一部変更して行う。詳細は、同イベントのインスタグラム(「love earthday」で検索できる)に掲載している。

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