夜の名園 アートと共演 偕楽園 光の祭(茨城・水戸)
卵型のオブジェが並ぶ杉林。オブジェに触れると、色が変化する

茨城再見聞

 水戸市の偕楽園で、光や映像で制作した作品を展示するアートイベント「チームラボ 偕楽園 光の祭」が始まった。約100種類3000本の梅の花との共演が楽しめる。3月31日まで。LuckyFM(ラッキーエフエム)茨城放送主催。

 開催は昨年に続く2回目で、時間は午後6時〜8時半まで(最終入場は同8時)。公開しているのは、新作1点を含めた9作品。

 杉林に展示された卵型のオブジェは、触れると、色がさまざまに変化する。樹齢約800年といわれる巨木の太郎杉には、市内の四季の花々の映像を投影。梅林では、木々からさざ波のように広がった光が梅の花を照らす。

 制作したデジタルアート集団「チームラボ」代表の猪子寿之さんは、「作品を通して、夜の偕楽園に溶け込むような感覚を味わってもらえたら」と話している。

 会場では、新型コロナウイルスの感染症対策を実施している。

 来場には、チケットの購入が必要。入場料大人1800円、中高生800円。小学生以下は無料。チケットの購入は、「チームラボ 偕楽園 光の祭」のホームページから。当日券は、吐玉泉料金所で、祝日を除く月・火・水・木曜のみ午後7時頃から販売予定。

 問い合わせは、茨城放送イベント事業部☎︎029・243・4111(平日の午前10時~午後5時半)へ。

 「チームラボ 偕楽園 光の祭」のホームページは、こちら

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