ツゲのウサギもマスク着用
ツゲの木のウサギ

 常陸大宮市上桧沢の県道29号沿いで、ツゲの木を枝切りして作ったウサギの造形=写真=が、近所の人たちを楽しませている。

 ツゲのウサギは、高さ約2㍍、奥行き約1㍍。所有者の鈴木芳美さん(63)が友人と協力して枝切りしている。

 枝切りを始めたのは、10年ほど前から。近くに地域のごみ置き場があることから、「近所の人たちの、ちょっとした話題になればうれしいと思って」と鈴木さん。

 当初は1人で始めたが、なかなかうまくいかず、見かねた友人が手伝ってくれることに。ウサギらしくなったのは1年前ほどから。ウサギの目は、ペットボトルの底を赤く塗って植木の間に入れている。

 昨秋に、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、土のう袋で作ったマスクをつけたところ、「マスク、いいね。土のう袋だとはだれもわからないよ」と、近所の人から励まされたという。「反応を楽しみながら枝切りしていきます」と鈴木さん。

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