行方市麻生の同市商工会は、入り口に、高さ約2㍍の赤鬼の人形を立てた。事務局長の平野敬子さんは、「新型コロナウイルスににらみをきかせる門番のつもりで、立ってもらっている」と話す。
人形は着ぐるみで、中に詰め物をして立たせている。同会の青年部員らが、毎年の節分の時期に、市内の幼稚園などで着て見せて、子どもたちを楽しませているもの。今年は、節分のイベントが、新型コロナの影響で中止になり、出番がないという。「節分では、ある種の悪役ですが、今は地域のために頑張っている」と平野さん。
1月末までは展示する予定という。