城里町小勝の七会きのこセンターで、夏にしか味わえないキノコのニオウシメジが販売されている。
ニオウシメジは、アフリカなどの熱帯地域に生息する食用キノコ。天然物は重さ数十㌔にもなるという。“ニオウ”の漢字表記は、「仁王」。同センターでは2019年に試験栽培を始め、昨年から販売を開始した。
「カレーに入れて食べるのがおすすめ」と同センターの渡辺海さん(32)。かさの部分は、なめらかな食感と強いうまみが特徴で、軸はシャキシャキとした歯ごたえが楽しめる。カレー以外にも調理法は多いという。
同センターの直売所や、同町小勝の物産センター山桜のほか、同センターのホームページで販売。販売は9月末まで。同センター☎︎0296・70・7088。