水戸市の現代アート作家の道祖土(さいど)昌男さんの個展が、ひたちなか市湊中央の「ギャラリー空」で開かれる。
今展では、ジャパニーズパーシモンと呼ばれる銘木・黒柿を使った立体アートを出品する。黒柿は、黒い縞杢(しまもく)があるのが特徴。
素材は、道祖土さん宅の庭木だったもの。2年前に倒木。黒柿であることを知った。黒柿は虫食い状態だったが、その姿に感動。「かけがえのない素材を手に入れた」と作品づくりに没頭した。
展示品は、黒柿をメインに、陶板など約100点。会期は前期6月4~13日、後期18~27日。水曜定休。
同ギャラリー☎︎029・263・5877。