4月に「サクリエ」の愛称でリニューアルオープンした日立シビックセンター科学館(日立市幸町)は、定員250人の予約制とするなど、感染症対策を施しながら営業している。場所は、同センターの8、9階。約100点の展示物を通して、科学を体験できる。
入り口脇にある「ひかりキャンバス」は大型スクリーンに映される映像を、全身を使って操作し、楽しむもの。スクリーンの前に立った体験者の動作はセンサーで感知され、スクリーン上のカラフルな物体を動かせる。
「ためしてハニカム」は、アスレチックと科学の体験を融合させた施設。高さ7㍍、幅20㍍の大きさ。ジャングルジム風の施設内のあちこちに科学体験の展示物がある。
「たんきゅうガレージ『うちゅう』」は、薄暗いなぞめいたスペース。直径1㍍ほどの球体は、地球をはじめとした太陽系の惑星と、月のさまざまな姿を浮かびあげる。地球の最新の雲の動きも表示できる。気象衛星のデータをもとにしたものだ。
入館料は大人500円、小中高生と65歳以上は200円。午前9時からと午後1時半からの各3時間の入れ替え制。予約は同館ホームページから。同館☎︎0294・24・7731。