県央、県北地区の読売新聞販売店(YC)で組織する茨城北部読売会(吉川英勝会長)はこのほど、小学生向けの「読売KODOMO新聞」が3月に創刊10周年を迎えたことを記念して、管轄地区内の小学生に同紙計4万5千390部を贈った。
寄贈は、小学校を通して行われた。水戸市では、市内の33の市立小学校・義務教育学校に1万3800部を届けた。同市役所で行われた贈呈式には、同市の高橋靖市長と志田晴美教育長、読売新聞東京本社の長尾圭祐さん、同読売会水戸支部長の正木卓さん、同副支部長の根岸功さんらが出席した。
高橋市長は同式で、家庭で最近まで同新聞を購読し、現在も中高生新聞を購読していることに触れながら、「娘の社会性を養うのに大きく役立った」と話し、志田教育長は、「活字を読む習慣をつけるきっかけにできる」とうなずいた。
長尾さんは、「一覧性という新聞の特徴を通じて、多くの良質な情報にふれてほしい」、正木さんは「親子の交流のきっかにもいい」と話した。