おっきな紙芝居完成 なるさん講師に小学生がチャレンジ(茨城・常陸太田市)
夢中になって色を塗る子どもたち

 小学生が対象の紙芝居づくりワークショップ「パルティこどもワークショップ~おっきなおっきな紙芝居をつくろう!」がこのほど、常陸太田市中城町の市民交流センター・パルティホールで行われ、保護者を含めた16人が参加した。

 同ワークショップは、子どもたちの想像力を刺激しようと、2015年から定期的に開催。今回は2年ぶり7回目。

 講師は、元同市地域おこし協力隊の作家なるさん。なるさんは、「雪」をテーマに、あらかじめ募集したアイデアをもとにストーリーと下絵を用意。子どもたちは、「ぬりぬりはりはり隊」として、筆、スポンジ、手などで絵の具を塗ったり、色紙を貼ったりしながら紙芝居を仕上げた。

 完成した紙芝居は、横1m10cm、縦80cm、14枚の構成。6月8日に同センターで行われる成果発表会で、子どもたちが「紙芝居屋さん」として発表する。

 双子の姉妹で参加した太田小5年の飯塚葵さん(11)、楓さん(同)は、「考えながら色を決めていくところが楽しかった。発表会は、家族や友達に見に来てもらいたい」と話していた。なるさんは、「子どもたちの発想の柔軟性に驚かされるばかり。良い思い出になれば」と話した。

 なお、同ワークショップは、19年に第29回ホビー大賞・文部科学大臣賞を受賞している。

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