祭りや縁日などで見かける昔ながらの駄菓子。
材料は、黒糖、ザラメ、重曹のみ。卵は使っていない。同店では、使い慣れた銅製の鍋で、溶かした材料を膨らませる。「食感がおいしさのポイントで、頃合いが難しい。集中力が必要なため、1日の目安の60個を仕上げるとへとへとだよ」と店主。
1個194円。崩してヨーグルトに混ぜて食べるという人も多いという。同店は創業約70年。手づくりべっこうあめが看板商品。
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年宝菓子店=大洗町磯浜町673 ☎029・267・2805。午前9時~午後6時。火曜定休。