アクアワールド県大洗水族館(大洗町磯浜町)のクラゲ大水槽「くらげ365」には、クラゲの姿を四季折々の映像、照明と合わせて楽しんでもらおうというコンセプトがある。同水槽には、日本近海でもよく見られるというミズクラゲ約10000匹がゆったりと漂い、夏の疲れが出始めるこの時期にぴったりの眺めが展開している。
同水槽は2020年12月に、館内のリニューアルの一環で新設された。幅約4・3㍍、高さ約2㍍の水槽2つで構成され、水槽の横と上部が鏡になっているため、水槽が実際よりも大きく感じられる。
「かわいいクラゲですが、飼育は難しいのです」とは、クラゲ飼育担当歴20年の齋藤伸輔さん(50)。世界のクラゲの種類は3000種類以上で、生態が解明されていない部分も多いためだ。齋藤さんは、6月に発表された新種のクラゲ「オトヒメクラゲ」発見者の1人でもある。
9月23、24日には、クラゲがテーマの夜イベント「クラゲナイト」が開催。各日定員先着600人。申し込みは、同館ホームページから。
同館ホームページは、こちら。