山里の恒例オークション 参加者約50人 日用品ほか“お宝”も 目的は地域サロンの運営資金獲得(茨城・常陸太田市)
笑顔が絶えないオークション会場

  常陸太田市大里町の住民らで構成するふれあいサロン「大里一なでしこクラブ」はこのほど、今年度の活動費を捻出するための催し「バザー&オークション会」を、町内の大里農村集落センターで行った。

 6年前から実施している恒例の行事。住民ら約50人が参加。売上は、6万7000円だった。

 日用品や衣類など300点以上の対象品はすべて、同地区住民らが自宅から持ち寄ったもの。進行役の鈴木高さんが、「今年の活動は、オークションにかかっている。財布のひもを緩めて楽しく参加を」と呼びかけると、会場が沸いた。オークションに、掛け軸や未使用品などの“お値打ち品”が登場すると、入札価格を示す大声が響いた。

 会長の後藤律子さんは、「オークションをきっかけに、活動が充実し、住民同士の親交が深まっている」と話していた。

 ふれあいサロンは、地域住民の閉じこもり防止や仲間づくりなどを目的に、同市社会福祉協議会が管轄する地域の組織。同市内では、約40団体が登録している。

 

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