鉾田市の旧旭村地域で、葉がちぢれたコマツナの「あさひちりめん」の出荷が最盛期を迎えている。
あさひちりめんは、JA茨城旭村のオリジナルブランド。他のコマツナとの差別化を図ろうと、2016年から生産されている。葉の縮みは、栽培中に低温にさらすことで作りだしているという。
あさひちりめんの葉は肉厚で、調理法は幅広いという。生でも食べられる。
生産しているのは、同JAの蔬菜(そさい)部会小松菜部に所属する26人。副部長の飯島真太郎さん(45)は、「手間はかかるが、甘さと味には自信がある。多くの人に味わってもらえれば」と話す。
北海道と本州の全域に出荷。出荷は3月まで。同JA直営「サングリーン旭」などで販売。同JA営農情報支援センター<CODE NUMTYPE=SG NUM=7DEF>0291・37・1661。