おじさんたちがイルミ企画 小場地区(茨城・常陸大宮市)
「ぜひ見に来て」と、きらきら隊のメンバー。小場十文字の広場で

茨城再見聞 

 常陸大宮市小場地区で、地区の60~70代の男性たちが企画したイルミネーションが点灯している。公民館など公共の場所と、一般住宅110戸ほどでもきらめく。

 男性たちは、市民グループ「OBA生き活き会」の「きらきら隊」の13人。地区内の高齢化が進む中、「明かりをともして、暖かい街にしよう」と始めて、6年目だ。

 参加家庭は年々増加。同会によると、地元のホームセンターでは、イルミネーション関連商品が品薄になったこともあるとか。メンバーの張り切り具合も、年々“増加”。先日行った点灯式では、そろいのサンタクロースの衣装を身につけた。

 地区の中心の小場十文字の広場の装飾を担当したのは、同会の坪井二郎さん(74)。県外のイルミネーションも見に行ってレイアウトを考えた。「なかなかすてきでしょう」とにっこり。

 「われわれの世代が楽しく活動をしている様子も、地区の明るさにつながったらうれしい」と、区長の安藤茂樹さん(74)。

 点灯は午後5~9時。期間は来年1月28日まで。

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