JR東海駅2階の自由通路でこのほど、通路の窓ガラスに絵を描くワークショップ「東海村アート2021」が開かれた。同村内の小学1~6年生60人が参加した。
公共的な場所に設置される芸術作品「パブリックアート」の制作を児童に体験してもらいながら、村を明るくしようと2016年から開催。今回で5回目。
児童らは、講師の茨城大学教育学部准教授で画家の片口直樹さん(43)から指導を受けたあと、制作に取り掛かった。
片口さんに指定されたチューリップのほか、花火や虹など、ガラス用クレヨンで、思い思いに描いていた。参加した高橋愛依さん(7)は、「ガラスに絵を描いたのは初めて。大きなガラスに好きな絵を描けて楽しかった」と満足そうだった。
児童たちの絵は、8月末まで見ることができる。