
城里町徳蔵の徳蔵寺で4月29日午前11時から、徳蔵大師祭が開かれる。
健康長寿などを願う護摩祈祷(きとう)の後、子どもも大人も楽しめるさまざまな催しが行われる。福まきでは菓子などをまく。太鼓の演奏、紙芝居の披露、「わくわく抽選会」も恒例。
「寺が多くの人にとって身近な存在になることを願っている」と住職の岸野教司さん(70)。岸野住職がタオルを筆代わりにして書く“揮毫(きごう)”も見どころだ。
同寺は、弘法大師が平安時代に創建したと伝わり、弘法大師蔵が安置されている。祭りに合わせて同像のご開帳も行われる。
また同寺は、四季の草花が楽しめる「花の寺」としても知られる。これからはシャクヤク、アジサイ、キキョウなどが見頃を迎える。同寺☎0296・88・3037。