「東京美術学校課題画展」 県天心記念五浦美術館(茨城・北茨城)
横山秀麿(大観)《臨画(維摩)》明治22年(1889)茨城県近代美術館蔵

 日本画家の横山大観、工芸作家の板谷波山などが学生時代に描いたとされる絵画の展覧会「のぞいてみよう!! 東京美術学校課題画展」が12月10日から、北茨城市大津町椿の県天心記念五浦美術館で開かれる。

 東京美術学校は、現在の東京芸術大学美術学部の前身で、大観や波山らを輩出した。開設、運営の中心になったのは岡倉天心。

 同美術館は、同校の学生たちが授業などで描いたとされる「課題画」を多数所蔵。今展では、デッサンなど約55点(書簡等を含めて)を展示する。会期は来年2月5日まで。

 入場料一般320円、70歳以上160円など。月曜と、12月29日~来年1月1日、同10日は休館(来年1月2・9日は開館)。同館☎︎0293・46・5311。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう