学生が常陸多賀フォトコン(茨城・日立)
今月開いた展示会会場で、メンバーら

 茨城大学工学部でまちづくりなどを学ぶ学生らのグループ「たがさんぽ」がこのほど、日立市の常陸多賀地区をテーマにした写真を募り、写真共有アプリのインスタグラムで公開している。

 同地区の地域活性化のための問題解決を学ぶ授業の一環で企画。企画名は「たがさんぽ 魅力発見フォトコンテスト」とした。12月から、インスタグラムを通して作品を募り、約1か月間で約150枚の写真が集まったという。応募者は、大学生が中心だった。

 作品は、河原子海岸、大久保鹿嶋神社など地区内の観光地やイベントの様子を撮影したもののほか、ペットの表情などの生活の一コマを撮影したものもあった。「私たちが見落としていたすてきな風景も多かった」と、赤津詩織さん(21)。

 これまでにJR日立駅や同市役所などで、応募作品の展示会も実施。「写真を前にして会話が弾む様子を見てうれしかった」と、安孫子美里さん(21)。

 インスタグラムで、「#(ハッシュタグ)たがさんぽ」と検索して見ることができる。

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