あやしい道具展(茨城・水戸)
あやしい道具展の会場

 水戸市内から出土した遺物の中から、使い道の判別に苦労した土器などを集めた企画展「あやしいどうぐ~発掘された祈りの世界」が、同市塩崎町の市埋蔵文化財センターで開かれている。

 遺跡や遺構からは、まれに、発掘現場では使われ方が想像できない遺物が出土するという。今展では、土偶や土器、装身具など約150点を展示。昨年7月の出土品で初公開の円筒埴輪(はにわ)棺や、小石に墨で文字を書いた礫石経(れきせききょう)などもある。

 ひたちなか市の川畑清さん(68)は、「大昔の漢字が、現代とさほど変わらないことに興味がわいた」。同センターの米川暢敬さんは、「使われ方の想像を巡らせてみて」と話していた。2月26日まで。入場無料。原則月曜休館。

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