高萩市肥前町のアマチュアカメラマン須田信行さん(82)が撮りためた写真を紹介する個展「あれやこれやの写真展Ⅲ」が同市春日町の交流施設「高萩やすんでっ亭」で開かれている。会期は3月23日まで(午前10時~午後4時開館、土・日曜、祝日は休み)。
作品は、北海道の札幌時計台、山梨の昇仙峡、沖縄の首里城など全国の名所を撮影した約40点。
須田さんは、元SLの機関士で、常磐線富岡駅長なども務めた。1960年代後半には、姿を消していくSLの雄姿を記録に残そうと、写真を撮り始めた。その後、テーマを巨樹にしぼり、全国を飛び回り、巨樹のガイド本の出版もした。
須田さんは、「写真は、これまでの長い旅と人生の記録。個展を開くことで、わずかでも街に活気が出れば」と話している。
個展は、昨夏と秋にも開いた。