お国言葉のお話会 おはなしの会しらゆきひめなどが主催(茨城・茨城町)
おはなし会しらゆきひめのメンバーと、杉本教授ら

 茨城町で活動する「おはなしの会しらゆきひめ」(渡辺奈緒子代表)などが主催するお話会「むがーしむがし お国言葉で語っぺよ」が11月27日午後1時半、同町駒場の町駒場庁舎(旧駒場小学校)で開かれる。

 今年発足30周年を迎えた同会と、茨城大学地域研究所・地域連携プロジェクト「茨城の民俗遺産による地域活性化プロジェクト」と、同町生涯学習課が主催。同大学人文社会科学部教授の杉本妙子さんを特別講師に迎え、「茨城の方言の特徴について」と題した講演も行う。

 内容は、「ふくべと大蛇」「涸沼川のカッパ」ほか、町内外の昔話や伝説の語りや、紙芝居、大型絵本、カーテンシアターの披露など。

 紙芝居は、同町川根地区に伝わる伝説「カッパレもち」をテーマにした新作で、同会と、「昔ばなし七絃の会」と、杉本教授が編集した。紙芝居制作にあたり、新たに取材、再話をして、絵もメンバーが描いた。

 人形劇用の手作りの人形など、多彩な方法でお話を披露してきた同会の活動を振り返る展示コーナーもある。

 参加には事前予約が必要。定員80人。申し込みは、同町立図書館☎︎029・240・7131へ。

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