
ひたちなか市勝田中央の「ロボット科学教育crefus(クレファス)ひたちなか校」に学ぶ小学生2人と中学生2人がこのほど、3月に東京で開かれた2024年度クレファスカップ全国大会での活躍を、同市の大谷明市長に報告した。
クレファスひたちなか校は、教育用ロボットの組み立てなどを通して、もの作りの楽しさを学ぶロボット教室。同全国大会は、同校の母体のロボット科学教育クレファスが、全国各地に展開するロボット教室の生徒を対象に開いたもの。
報告したのは、益子宗輔君(日立一高付属中3年)、柿沼晃仁君(田彦小6年)、谷宜諾さん(勝田中等教育校1年)、石田陸翔君(中丸小5年)。それぞれのコースで、1位から3位となった。
1位は石田君1人。石田君のコースは、自作のロボットで、畳一枚ほどの範囲にあるカードを探し、回収して、ゴールに運ぶという競技。その正確性とスピードを競った。結果は、2位に大差をつけるものだった。
石田君は、「丁寧に作ったから」と喜ぶ。大谷市長は、「競技を通して、世界を広げてほしい」と話した。