城里町御前山の「道の駅かつら」の店頭に、赤ネギが並び始めた。赤ネギは、通常は白い茎部分が赤紫色。同町の旧桂村で明治時代から栽培されている。
甘みが強く、葉部分も柔らかいという特徴もある。水戸光圀が、この地区に合うネギとして、赤ネギの種を置いていったという伝説もある。
同店の谷津安男店長(58)は、「加熱すると甘みが増す。個人的には、酢みそあえのぬたが大好き」とすすめる。
入荷は来年2月頃まで。品切れのことも多い。同駅の食堂では、赤ネギ入りのけんちんそばが提供されている。来年1月1~5日は休み。同店☎029・289・2334。