常陸大宮市小舟の物産センターかざぐるまで24日午後1時から、地元農家が育てたジャンボカボチャの重量などを競う「お化け南瓜まつり」が開かれる。
観賞用のジャンボカボチャが例年300~400個出品され、センターの駐車場にずらりと並ぶ。「重量賞の部」、色つやなどを競う「イケメン賞の部」、形の面白さを審査する「ユーモア賞の部」の各賞の表彰式などが行われる。
農家の力で地域を盛り上げようと、同センターに作物などを出荷する「かざぐるま出荷会」が企画して15回目。希望するメンバーに苗を配っていて、今年は30人ほどが栽培に挑戦中だ。
会長の栗田隆志さん(76)は、イベントを盛り上げようと、毎年100個近くを出品しているが、今年はイノシシの被害にあい、「出せても10個ぐらいかなぁ」と、しょんぼり。ジャンボカボチャ栽培の楽しみは、成長具合が、日ごとに目に見えることという。「来年は重さ100kg以上の大物を目指すよ」と、前を向く。
22、23日は、カボチャの重量当てなどの催しを、同センターが行う。同センター☎0295・56・3880。