写真グループ「フォト常陸」が茨城の写真集(茨城・広域)
大作成一さんが大子町で撮影したコンニャクイモの収穫風景

付録DVDデータは一定条件で自由に使用できる

 県北・県央地区の写真愛好家グループ「フォト常陸」(成田富夫会長、会員12人)はこのほど、写真集「いばらき 故郷の記録」(A4判、54ページ)を制作し、日立市と水戸市の一部の公共施設に寄贈した。日立市立記念図書館(同市幸町)、県立歴史館(水戸市緑町)、県立図書館(同市三の丸)、水戸市立中央図書館(同市大町)で閲覧が可能になっている。

▲金澤かずえさんが撮影した常陸大宮市諸沢の祭り「小祭礼」の一場面

 掲載したのは、会員が県内を中心に撮りためた160点。内容は、自然風景、祭り、人々の暮らし、サケの一生などバラエティーに富む。サケの一生をテーマにした作品を撮影したのは、会長の成田さん。「命の美しさを伝えたかった」と成田さん。

▲成田富夫さんが日立市で撮影した鵜(ウ)の捕獲作業の様子

 付録に、掲載写真を含む600枚を超える画像データを収録したDVDを付けた。使用のルールに沿えば、だれでも自由に素材として使用できる。ウェブでの使用は禁止。

 同グループは、2003年に母体が発足。勉強会と写真展を重ねながら活動してきた。講師は水戸市の写真家、大作成一さん(75)。

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