潮来市牛堀の同市立図書館は、大正・昭和期の版画家、川瀬巴水(はすい)の作品をデザインしたトートバッグを販売している。絵柄は、潮来を描いた8作品。今年5月に、巴水に関連した講演会を開いたのがきっかけ。
巴水(1883~1957年)は、東京生まれ。全国を旅しながら描いた600点以上の作品が残っている。県内では26作品を描き、そのうちの8点が潮来の風景だ。
バッグは、横25cm、縦37cm、奥行き11cm。片面に巴水の作品が描かれている。
現在5種類が売り切れで、その中の4作品が今月末に再販売される。同館長の坂本栄子さんは、「潮来を描いた巴水のことを広めるきっかけになれば」と話している。
価格は1つ1000円。同館で購入できる。同館☎0299・80・3311。