【茨城再見聞】地域が“折り重ねた”展示会 市民活動支援センター(神栖)
展示会場にそろった「おりがみ倶楽部」のメンバーたち

茨城再見聞

 神栖市平泉の同市民活動支援センターで開催中の折り紙作品展は、同センターの女性スタッフ4人と元スタッフ1人が、地域を盛り上げようと“折り重ねた”作品の展示会。

 鶴などの一般的な折り紙のほか、絵画的な作品、鞠(まり)などの遊具など、バラエティー豊かな内容だ。バラをかたどった作品約200個を並べて、見本と同じ作り方のバラはどれかを問うクイズ形式の展示物もある。

 1年ほど前、5人がつくる「おりがみ倶楽部(クラブ)」の代表、柳堀里子さんが、なんとなく作った作品を同センターに置いたことが始まり。柳堀さんは子どものころから折り紙が好きで、いつもかばんに折り紙を忍ばせている。

 センターにやってくる地域ボランティアらから、「次々、教えてくれるよう言われたんです」と柳堀さん。一人では手が回らず、職員で勉強を重ねて、対応するようになった。「楽しくて作りすぎてしまった物などを展示しています」とメンバー。展示は9月30日まで。午前10時~午後4時。月曜休館。同センター☎︎0299・77・8725。

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