伝統芸能の能楽の魅力に触れてもらおうという企画展「現代の名工 能面・能装束展」が、水戸市備前町の常陽史料館で開かれている。3月21日まで。能楽の流派の一つ、金春流(こんぱるりゅう)能楽師で、牛久市に住む山中一馬さんの協力を得て開催。
展示は、山中さんが実際に舞台で使用している能装束5点、能面28点、扇などの小道具15点。装束は、能舞台をイメージした背景とともに展示。能面は、般若や翁などがずらりと並び、表情の違いが見て取れる。午前10時~午後5時45分(21日は午後3時まで)。月曜休館。同館☎︎029・228・1781。