鹿嶋市中の永峰清江さんは、自宅庭で収穫した完熟パイナップルを手に満面の笑みだ=写真。
さかのぼれば十数年前、スーパーで買って味わったパイナップルのヘタを鉢植えしたもの。「予想以上に長く、たくさん楽しませてもらっているね」と永峰さん。
当初は、根付いたことだけでうれしかった。青々とした葉が伸びてくると、観葉植物として楽しんだ。数年後、鶏卵の2倍ほどの実がなり、「試しに食べてみたら、しっかり甘かったの」と笑う。
その後は、肥料をやるなどして本格的に栽培するようになった。
多いときは1年間に10個ほど収穫するという。ただし、南国と違って収穫までの時間は長く、収穫の時期は、株によりばらつきがあるという。最近収穫したものは、昨年の10月に花を付け、ゆっくりと成長してきたものだという。