高萩市出身で江戸時代の地理学者の長久保赤水(1717~1801年)の関連資料を展示する「長久保赤水特別展」が、同市高萩の市歴史民俗資料館で開かれている。11月15日まで。
赤水の関連資料が今年3月、国重要文化財に指定されたことを記念したもの。展示は、地図や書物などの貴重な資料50点。重要文化財に指定されたのは、地図、絵図類84点、文書、記録類279点ほか計693点。
赤水は、初めて実測で日本地図を作った伊能忠敬(1745~1818年)より42年早く、情報収集による精度の高い「赤水図」を作った。
午前9時半~午後5時50分(土、日曜、祝日は同5時まで)。月曜休館(祝日の場合は、翌日休館)。同市生涯学習課☎︎0293・23・1132。