水戸市に編集室があるタウン情報誌「月刊みと」が、今月発行の8月号で600号となった。「デジタルの時代ですが、このA5サイズの小さな冊子を楽しみに待っていてくれる人がいる。これからも楽しい誌面を届けたい」と、編集長の十津川良子さん。
同誌は1973年創刊。当初はエンターテインメント情報誌「ぴあ」の水戸版を目指したという。現在の誌面の柱は、イベント、グルメ、レジャースポット、人物紹介。
人気はグルメ。思わず食べたくなるような写真にこだわり、料理やスイーツの写真が表紙を飾る号は売り上げがぐんと伸びる。
スタッフは4人。地元愛と行動力はだれにも負けない自負がある。「店や街、人の取材を通して魅力にふれると、茨城がどんどん好きになる」と、4人。「誌面を通して、地元に誇りを持ってもらえたら」との思いも込めている。
創刊50年記念企画として、プレゼント付きのスタンプラリーを行っている。詳細は、月刊みと8、9月号に掲載。販売は、水戸近郊の書店などで。