
日立市多賀町の軽部剛さん(70)宅の庭で、アルストロメリアの花が、パイプ状の物干し台の中に芽を出し、茎を伸ばして開花した。剛さんは、「こんなことがあるなんて」と、妻の千代子さん(69)と驚いた。
アルストロメリアが物干し台の中に茎を伸ばしたのは、3年前から。これまでは花は咲かず、茎と葉だけだったので、抜いていた。
今年は、4月頃から葉が顔を出し、7月初めまで開花していたという。
アルストロメリアは、苗を友人からもらい、13年ほど前から育てている。物干し台の中から出てきたのは、その種が自然に飛んで、育ったものだと考えている。
千代子さんは、「小さい種なのに、すごい生命力。庭の花たちに楽しませてもらっています」と話していた。