三好さん喜寿記念絵画展 46年来のテーマは「仔牛」
「仔牛(ふれあい)」(F100/改組第3回日展/2016年)

 日展会友で、よみうりタウンニュース主催の子ども絵画コンテスト「チビっ子夏の絵コンテスト」の特別審査員を務めている三好義章さん(77、ひたちなか市)の喜寿記念の絵画展が、あす20日から、水戸市泉町のアートセンタータキタで開かれる。

 展示は、2004年以降に描いた近作の油絵44点。展示会場1階には、地元の那珂湊漁港を描いた作品など、風景画を中心とした20号までの23点を展示。2階には、日展、光風会展などに出品した100号の大作21点をそろえる。

 大作のうち17点は、仔(こ)牛をテーマにした作品。三好さんは、仔牛のかわいらしさにひかれて描き始めて46年。仔牛と、慈愛に満ちた親牛とのふれあいの場面などを描こうと、毎年取り組んでいる。

 「若い頃のような作品の変化は少なくなったが、描くのは変わらず楽しい。今後も、仔牛たちや感動したものを、丁寧に描いていきたい」と三好さん。

 会期は11月25日まで。入場無料。午前10時~午後6時(25日は同4時まで)。

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