日展会友で、よみうりタウンニュース主催の子ども絵画コンテスト「チビっ子夏の絵コンテスト」の特別審査員を務めている三好義章さん(77、ひたちなか市)の喜寿記念の絵画展が、あす20日から、水戸市泉町のアートセンタータキタで開かれる。
展示は、2004年以降に描いた近作の油絵44点。展示会場1階には、地元の那珂湊漁港を描いた作品など、風景画を中心とした20号までの23点を展示。2階には、日展、光風会展などに出品した100号の大作21点をそろえる。
大作のうち17点は、仔(こ)牛をテーマにした作品。三好さんは、仔牛のかわいらしさにひかれて描き始めて46年。仔牛と、慈愛に満ちた親牛とのふれあいの場面などを描こうと、毎年取り組んでいる。
「若い頃のような作品の変化は少なくなったが、描くのは変わらず楽しい。今後も、仔牛たちや感動したものを、丁寧に描いていきたい」と三好さん。
会期は11月25日まで。入場無料。午前10時~午後6時(25日は同4時まで)。