南国や砂漠も巡る屋内散歩 29日再開の水戸市植物公園の温室
「花の滝」(写真中央)は、写真撮影スポットとしてもおすすめ

茨城再見聞

 2年前から再整備を進めてきた水戸市植物公園(同市小吹町)の温室が29日、再開する。植物の数は、150種類約1500株を目安に整備。温室内を10あまりのコーナーに分け、コーナーごとにイメージが一変するよう演出されている。

 「花の回廊」は、色鮮やかなブーゲンビレアや、ラベンダーブルーのペトレアなど、熱帯の花が主役のコーナー。ペトレアは、開花調整が難しい花の一つだが、かれんで女性ファンが多い。

ペトレア
ペトレア

 

 同温室を代表する花として植えた。砂漠を思わせる「カクタス室」には、サボテンや多肉植物が並ぶ。

サボテン
サボテン
多肉植物
多肉植物

 

 「花の滝」は、つぼの中から鉢植えの花があふれ出るように配置された立体的花壇。立体的な花壇は、他のコーナーにもある。また、温室内やテラスには休憩スペースを設置。「かわいい花たちを、ゆっくり眺めて楽しんでほしい」と、西川綾子園長。

 29日は、温室を案内する「観賞大温室ツアー」を開催(午前10時半から随時)。ツアーは30日~5月5日も開催するが29日以外は、電話での事前予約が必要。29日~5月5日は入園無料。月曜休園(祝日の場合は開園し、翌平日休園)。同園☎︎029・243・9311。

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