1940年代から変わらぬ製法で仕上げるあんぱん。
あんは、レンガ製のまき釜に乗せた銅の鍋で煮る。風味豊かな仕上がりになる。
パンは風味が自慢。ひけつは、生地を木樽で、12時間発酵させること。「木樽に潜む微生物が活躍する」と3代目の川和邦光さん。店は1930年創業。
戦時下は、兵隊向けのパン作りに従事。戦後は、「みなとパン配給パン出張所」となった。あんパンは、4、5年して自由販売が許された後に発売。
こしあん、小倉あんの2種類(各130円)。
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みなとパン=ひたちなか市湊本町3ー14☎029・262・3511。午前9時~なくなり次第終了。日曜定休。