水郷潮来観光の代表格といえる前川のろ舟遊覧を、こたつに入りながら楽しもうというイベント「冬のこたつ舟」が、行われている。実施期間は3月30日まで。
乗せているこたつは、75センチ角の電気こたつ。4人が入れる。舟底には赤い毛氈(もうせん)が敷かれる。こたつがつくりだす安心感からか、「いつものろ舟遊覧とは別物と思うほどの楽しさがある」の声があるという。地元の人の乗船も多い。
コースは、同市潮来の津軽河岸あと広場から前川あやめ園までの往復約30分。
ひな祭り期間中には、8人掛けの豆炭こたつを乗せて運行する。今回は、最も利用者が減る時期への対応として実施した。
貸し切り制ではないが、平日はほぼ貸し切り状態。船頭の清水敏幸さん(62)は、「寒い日の平日は、特に静か。プレミアムなろ舟遊覧といえるんじゃない」と笑う。
運航は、午前9時~午後5時。周囲のライトアップが楽しめる「宵のろ舟」(午後5時半、6時発)は予約制の運行。乗船料大人1300円、小学生700円。月曜運休。
問い合わせは、いたこまちづくり観光事業部☎︎0299・94・2800。
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