戦後日本の伝統陶芸の歴史的展開と、未来への展望を紹介する展覧会「未来へつなぐ陶芸―伝統工芸のチカラ展」が7月8日から、笠間市笠間の県陶芸美術館で開かれる。
日本工芸会陶芸部会の活動が昨年、50周年を迎えたことの記念展。展示は、歴代の人間国宝の名品から、窯業地ならではの素材と伝統を受け継いだ作品、若手作家の最新作など137人の139点。
出品作家の佐藤典克さん、高橋朋子さん、和田的さんによる「スペシャルトークショー」(7月22日午後1時半、予約優先定員90人)、出品作家によるアーティストトーク(8月12、19日の各日午後1時半から)ほか、関連行事あり。毎週土曜は、「話そう! 聞こう! の日」として、作品についての会話を楽しみながら鑑賞することを推奨する。
会期は8月27日まで。観覧料一般840円、70歳以上420円など。月曜と7月18日は休館(7月17日と8月14日は開館)。同館☎0296・70・0011。