学習成果6万4千円を寄付 神栖四中 体験学習を経て(茨城・神栖市)
神栖市社協の狭山利和常務理事(中央)と、社長を務めた4人

  神栖市立神栖第四中学校(米川貢喜校長、生徒数438人)の3年生はこのほど、体験学習を通して、自分たちで売り上げた6万4687円を、同市社会福祉協議会に寄付した。

 寄付金は、同社協の運営や人材育成などに活用される。

 体験学習は、生徒たちそれぞれが社長などの役職を持って、擬似的な会社を運営するもの。3年生4クラスが、それぞれ1社を立ち上げた。

 事業内容は、キーホルダーの製造販売、ワークショップの開催、ゲームセンターの運営など。事業内容は生徒自身が考えた。

 学習は半年にわたって行われた。11月3日に校内で、集大成といえる販売やサービスの提供を行う「販売会」を行い、売り上げをあげた。販売会には保護者らも参加した。

 4社の社長を務めたのは、川島翔君、村岡真君、貞松勇輝君、三浦旺典君。三浦君は、「人をまとめる大変さや、人とのつながりの大切さを学んだ」と話した。米川校長は、「短期間ではあったが、個々の能力が格段に上がった」と話した。

 

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