【ひと足早く 桜巡り】遊びとセットのかみねの桜・日立(茨城・日立市)   
遊園地の観覧車と、周囲の桜(日立市の須田政雄さんが、以前の見頃の時期に撮影)  


《見頃は例年3月下旬~4月上旬》

  日立市宮田町の市かみね公園の桜は、遊びながら楽しめるのが特徴だ。動物とふれあったり、乗り物に乗ったりしながら、お花見できる。

 同公園は、「動物園」「遊園地」「レジャーランド」などで構成している。桜は、ソメイヨシノを中心に、約25種類約1000本。JR日立駅前の平和通りの桜とともに、「さくら名所100選」に選ばれている。例年の見頃は、3月下旬~4月上旬。

 市公園協会総務課の内山誠士さん(37)おすすめの桜の楽しみ方は、観覧車からのお花見。「この時期は、中高年の方たちが、お花見目当てに乗ることが多いです」。観覧車は、レジャーランドに1つ、遊園地に1つある。

 レジャーランドの「大観覧車」は、観覧車自体の高さは30mだが、標高130mの丘にあるため、頂上に到達すると、高さ160mになる。「高さは県内一です」と、内山さん。乗っている時間は6分ほど。桜を見下ろせるほか、左右には太平洋と、日立アルプスの山々が広がる。

 3月24日は、大観覧車にお得な料金で乗れる「大観覧車お花見デー」を開催。同31日の午後6~8時は、夜桜と夜景を楽しんでもらおうと、大観覧車の夜間営業を行う。同協会☎0294・22・4737。

 

 

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