開放感いっぱいの水戸駅北口ペデストリアンデッキで水戸市の地酒を楽しもうという「水戸の地酒フェス」が、本日開幕した。
同駅北口ペデストリアンデッキは、同駅改札口から直結するタイル貼りの屋外スペース。開催期間は8月23日までで、時間は午前11時~午後9時(21日は午後3時から。23日は午後7時まで)。座席は、仮設テーブル席。
主催は、同市の酒蔵や水戸商工会議所などで組織する「水戸の地酒で乾杯推進協議会」。
期間中会場では、新型コロナウイルス感染拡大防止のために座席間のスペースを広くとるほか、入場人数や滞在時間も制限される。ほかにも、マスク着用などのルールがある。
地酒を販売するのは、酒蔵の「明利酒類」(水戸市元吉田町)と「吉久保酒造」(同本町)、ワイン醸造所の「まちなかワイナリードメーヌ水戸」(同泉町)。
明利酒類は流通量限定の「10号水府自慢 純米大吟醸生酒無濾過原酒」、吉久保酒造は「純米吟醸吟の里」、ドメーヌ水戸は、同市の鯉渕学園農業栄養専門学校が栽培したブドウを醸造した「水戸ワイン」などをおすすめ品として用意している。
同市内の飲食店「ビストロエンドウ」「さくら亭」、ソーセージ類製造販売「メツゲライタモン」の販売ブースも設けられている。メツゲライタモンは、手作りのソーセージやベーコンなどをその場で焼いて販売している。
初日の開幕直後から夫婦で参加した同市の圷健一さんは、「楽しみながら地域を応援できるすばらしい機会」と笑顔で杯を重ねた。
水戸商工会議所の古山哲央さんは、「新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための最大限の策を施しながらのイベントです。こうした行動を重ねることで、新しい生活様式に慣れることができると思う」と話していた。
参加するには、地酒3杯分のチケットと引き換えになる入場料金1000円を支払う。
水戸商工会議所☎029・224・3315。