水戸市河和田町の報仏寺(釋唯彰住職)は、国道50号バイパスからもほど近い、街なかの紅葉スポット。
山門から本堂に向かう参道に、大小のモミジが10本弱、イチョウの大木が1本立つ。紅葉時は、見上げると、上空に紅葉のトンネルを作る。
落葉の時期も魅力の一つ。参道や庭には、モミジの赤とイチョウの黄色が交ざり合ったじゅうたんが広がる。同寺では、見学者への配慮から、12月初旬までは葉を掃除せずに残しておくという。「上も、下も見て、秋を堪能してください」と、同寺。
同寺は鎌倉時代の創建。浄土真宗を開いた親鸞(しんらん)聖人の直弟子の唯円(ゆいえん)が開いた。